喘息・肺炎について解説

喘息や肺炎は、小さいお子さんや高齢者などが患う病気と思っている人はいませんか?

実際には健康な若者でも喘息や肺炎になる危険性は十分にあります。特に成人してから喘息を引き起こしてしまう人がここ最近増えているのです。

ここでは喘息や肺炎についてまとめてみましょう。

喘息とは?

喘息では、咳、呼吸時の喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューする音)、息切れ、息苦しさ、痰などの症状が現れます。

従来では、気道が狭くなって、過敏になることで喘息症状が引き起こされると考えられてきました。

しかし、近年の研究では気道の炎症が原因で起こるとされており、気道の炎症が繰り返されることで、ちょっとした刺激にも過敏に反応してしまい、咳や痰などが出やすくなってしまうのです。

実際、喘息患者さんの多くは、炎症時に多くなる好酸球・リンパ球などが増えています。

治療法に関しては、喘息発作が起きたときに症状を緩和する対症療法が一般的でしたが、気道の炎症を改善する治療が第一に行われます。

炎症を改善することで、予防的治療につながるのです。

大人の喘息が増えている

喘息は子供がなる病気で、大人になると症状は改善する…そのような認識の方って実はすごく多いです。

しかし、実際のところ、子供の喘息患者は7%であり、大人は3~4%になります。

つまり、喘息は子供だけではなく、大人の病気でもあるのです。

特に最近多いのが、大人になってから急に喘息を発症するタイプ。

40歳を超えてから発祥する人が増えています。

大人で喘息になると、風邪の症状だと思い込んで、発見が遅れてしまいます。

咳が長く続くようであれば、医療機関に見てもらった方がよいでしょう。

肺炎になるとどうなる?!

肺炎とは、肺で炎症が起きている状態で、ひどい場合には死亡するケースもあります。

主な症状としては、発熱、咳、痰など風邪とよく似ていますが、風邪は鼻やのどなどの上気道に感染を起こすのに対して、肺炎は肺の中の感染症であり、肺胞部分に炎症が起こるのです。

特に、高齢者が肺炎になると、症状が分かりづらく、高熱も出にくいです。

そのため、重症化しやすく、死亡例も多いので気をつけなければなりません。

肺炎にはいくつかの種類がある?!

肺炎にはいくつかの種類があります。

肺炎になる病原微生物の種類によって、細菌性、ウイルス性、非定型性の3つに分けることができるでしょう。

感染経路は飛沫感染か接触感染になります。

細菌性タイプの原因菌は、肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌などです。

ウイルス性タイプは、インフルエンザウイルス、麻疹ウイルスなど、非定型として知られているのはマイコプラズマなどでしょう。

それぞれの原因菌によって治療方法、選択される抗生物質が異なります。

まとめ

肺炎も喘息も身近な病気ではあるものの、症状が悪化すると最悪の場合、死亡してしまう非常に恐ろしい病気です。

症状が軽いうちに治療をする必要がありますし、喘息や肺炎にならないための予防対策も必要となってくるでしょう。